中学生は、いのちの始まりの大きさから妊娠経過を赤ちゃん側の視点でみる授業を受けます。
この時間は、ママと赤ちゃんは、別室にてお待ちください。その間にオムツ換え・授乳を
していただけます。ふれあい授業の流れと、説明も改めてさせていただきます。
・6~10名ほどの中学生が、一組のママと赤ちゃんを囲んでのふれあいタイム
中学生に赤ちゃんを抱っこしてもらったり、生まれてきた時のうれしかった気持ちや
これまでの育児で感じたことをお話ください。ママと中学生との橋渡し役として
先生やファシリテーターが見守っていますので安心してご参加ください。
・妊婦体験ジャケットによる妊婦体験
妊婦さんから日常生活での不便なところを経験したり、お腹の赤ちゃんへの
気持ちなどをお聞きし、中学生に妊婦ジャケットを着用してもらって、
簡単な日常生活の動作を体験します。
誕生学は、「生まれてきたことがうれしくなると未来が楽しくなる」をコンセプトに
「いのちの力を伝える」ライフスキル教育プログラムです。
~『現代用語の基礎知識 2010版』(自由国民社)より~
2005年に設立された日本誕生学協会で学んだ「誕生学アドバイザー」が約100名となり、全国各地の
学校などで、誕生学の出前講座を行っている。「誕生学」とは、「未就学児・小学生・中学生・高校生・大学生
及び成人のそれぞれの年齢を対象に、妊娠出産のしくみと命の大切さに関する知識の教育及び普及」と
定義されているが、協会の造語である。
性教育に反対することは簡単であるが、だれもが母から生まれた身として誕生を否定することはできない。
「生まれてきたことがうれしくなると未来が楽しくなるをコンセプトに「生まれてくる力を伝える」
前向きなライフスキル教育プログラムとして行っている。性教育に関連する部分を出産(出生)側から見据え、
避妊か禁欲かで論争する余地のない、生まれてきた命としての自分たちという側面に着目したことが斬新である。
(執筆:産婦人科医 早乙女智子氏)
・母と娘の月経教室
・母のための男の子からだと心教室
・小学生保護者向け誕生学
・中学生保護者向け誕生学
・マタニティクラス
・産後クラス